家庭菜園は大変だけど楽しい。知らなかった野菜の秘密に気づく喜びを伝えたい

家庭菜園は、とにかく大変なもの。始める前はそんなイメージを持っていた。実際にやってみると、大変な部分は確かにある。でも、それ以上に色々な発見があって、知らなかった野菜の秘密がわかってくる楽しさがある。3年やってきて、今つくづく思うのは、大変さと楽しさは表裏一体だということだ。

育ててみて初めて気づくことが、本当にたくさんある。頭で知っていることと、実際に体験して分かることは、まったく違うんだと痛感する毎日だ。知識として知っていても、実際にやってみると想像以上に大変だったり、逆に想像以上に簡単だったりすることもある。

例えば、小さな野菜ほど甘みが強いことがある。スーパーに並んでいる立派な野菜だけが美味しいわけではないんだと知った。畑で育てていると、形が不揃いだったり、小ぶりだったりする野菜もたくさんできる。以前は見た目の悪い野菜は失敗だと思っていたが、今は違う。でも食べてみると、その小さな野菜のほうが甘みがしっかりしていることがある。見た目だけでは分からない発見だ。スーパーで売られている野菜は見た目重視で選ばれているだけで、味の良さとは別の基準なんだと気づいた。この発見をしてから、形の悪い野菜も、より一層愛おしく思えるようになった。

水やりをさぼると、あっという間に野菜が枯れてしまうことも、身をもって知った。

ほんの数日水を与えなかっただけで、元気だった野菜がしおれてだめになってしまうことがある。植物は正直だ。手をかけただけ応えてくれるし、手を抜けばすぐにその通りの結果が出る。仕事や趣味など、他のことでは結果が出るまで時間がかかることが多いが、野菜は違う。良くも悪くも、翌日には結果が目に見える。この当たり前のようなことを、実際に体験して初めて実感として理解できた。

こういう気づきが、本やインターネットの情報を読むだけでは得られないものだと思う。自分の手で土に触れて、毎日野菜の様子を見て、初めて分かることばかりだ。同じ野菜でも、育てる環境や手のかけ方によって、味も育ち方も変わってくる。教科書通りにいかないことのほうが多いくらいで、それも含めて面白い。

とにかく楽しい。それが、家庭菜園を3年続けてきて一番伝えたいことだ。この楽しさは、実際にやってみないと、なかなか伝わりにくいものかもしれない。

体は使うし、土まみれになる。夏は暑さと戦うし、虫とも格闘する。決して楽な趣味ではない。汗をかきながら草取りをして、腰が痛くなることもある。それでも、充実感は半端ではない。育てた野菜を収穫するときの喜び、誰かに配って喜んでもらえたときの嬉しさ、失敗して悔しい思いをしたことさえも、今となっては良い経験だったと思える。デスクワーク中心の毎日を送っていると、こうやって体を動かして何かを育てる時間が、何より貴重に感じられる。汗をかいた後に感じる達成感は、他ではなかなか味わえないものだ。

皆さんも、ぜひ一度、家庭菜園を試してみてほしい。やってみないと分からない楽しさが、そこにはきっとある。

プランター1つからでも始められる。最初から大きな畑を用意する必要はない。小さく始めて、少しずつ広げていけばいい。僕自身、最初は雑草まみれの庭からのスタートだった。何をどう育てればいいのかも分からず、失敗ばかりだった。そこから3年かけて、少しずつ知識も経験も積み重なって、今の形になってきた。最初から完璧を目指す必要はないと思う。うまくいかなくても、それも含めて経験として積み重なっていく。

分からないことがあれば、お互いに考えて、教え合いながら進めていけばいい。一緒にできる友達がいれば、より楽しくできると思う。僕自身、妻と2人でやっているからこそ続けられている部分が大きい。片方が気づかないことに、もう片方が気づくこともよくある。悩んだときにすぐ相談できる相手がいるのは、何より心強いものだ。一人で抱え込まずに、誰かと一緒に取り組むのがおすすめだ。会社の同僚とも、野菜の話をするようになってから、育て方のコツを教えてもらうこともある。人とのつながりが増えていくのも、家庭菜園を始めてからの嬉しい変化のひとつだ。

家庭菜園には、失敗もあれば成功もある。大変なこともあれば、楽しいこともある。その両方があるからこそ、続けられるんだと思う。楽なことばかりだったら、きっとここまで夢中になっていなかった気がする。これから始めようか迷っている人がいたら、まずは小さな一歩から、気軽に始めてみてほしい。1本の苗からでも、きっと新しい発見がある。僕自身、3年前は畑仕事なんて考えたこともなかった。それが今では、生活の大きな中心のひとつになっている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました