家庭菜園を3年やってわかったこと。始める前に知っておけばよかった3つのこと

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家庭菜園を始めて3年が経った。最初の頃は手探りで、うまくいかないことばかりだった。今振り返ると、「あのとき知っていればよかった」と思うことがいくつかある。同じように畑を始めようとしている人に、少しでも参考になればと思ってまとめてみた。

季節に合った野菜を先に知っておけばよかった

最初に後悔したのは、季節に合った野菜をよく調べないまま植え始めたことだ。

「育ててみたい」という気持ちで苗を買って植えたが、時期が合っていないと育ちが悪い。夏野菜を秋に植えようとしたり、逆に寒い時期に向いていないものを春まで待たずに植えたり。結果として育たなかったり、途中で枯れてしまったりした。

今は、植える時期と収穫できる時期を調べてから苗を選ぶようにしている。それだけで失敗が減った。始める前に「春はこれ、夏はこれ」という大まかな計画を立てておくと、無駄な失敗が少なくなると思う。

地域に合う野菜を知っておけばよかった

もうひとつ、地域の気候に合った野菜を先に調べておけばよかったと思う。

三重県の桑名は比較的温暖だが、それでも品種によっては育ちにくいものがある。近くの農家さんや道の駅の人に聞くと、「この地域ではこれがよく育つ」という情報が得られることがある。本やネットだけでなく、地元の情報が一番役に立つ。

今は少しずつ地域の気候に合わせた品種を選ぶようになってきた。同じトマトでも品種によって暑さへの強さが違う。失敗しながら学んだが、最初から地域に合ったものを選んでいれば、もう少し早く収穫を楽しめたと思う。

土作りは最初からちゃんとやっておけばよかった

一番「先に知っておけばよかった」と思うのは、土作りだ。

野菜を育てる前に、土の状態を整えることが大事だと知らなかった。最初は土を掘り返して苗を植えるだけで十分だと思っていた。でも土が固かったり、栄養が少なかったりすると、野菜は育ちにくい。

今は堆肥や鶏糞を混ぜて土を育てることを意識している。植える前に土壌改良をして、しばらく置いてから苗を植える。この順番で作業するだけで、野菜の育ちが違う。最初からこれを知っていれば、もっと多くの収穫があったと思っている。今も土作りは勉強中だ。

それでも、始めてよかったと思う

後悔はあるが、始めてよかったと思う気持ちの方がずっと大きい。

今は畑でとれた野菜を毎日食べている。スーパーに行っても野菜を買う頻度が減った。妻も「最近スーパーで野菜をあまり買わなくなったね」と言うくらい、畑の野菜が食卓に増えた。採れたての甘さを知ると、買った野菜に戻りにくくなる。

収穫の瞬間の喜びは、3年たった今も変わらない。育てた野菜が大きくなって、手で収穫するあの感覚は特別だ。失敗した年も、うまくいった年も、毎回何か学べることがある。

珍しい野菜にも挑戦してみてほしい

毎年同じ野菜を育てるのも安心できていいが、たまには珍しいものに挑戦するのも面白い。

僕が試してよかったのはモロヘイヤと韓国唐辛子、鷹の爪だ。モロヘイヤはスーパーではあまり見かけないが、育ててみると意外と簡単で、栄養も豊富だと聞いた。炒め物やみそ汁に入れると独特のとろみが出て、食卓の幅が広がった。

唐辛子は種類が多く、国によって辛さや甘さが全然違う。韓国唐辛子はほどよい辛さでキムチや炒め物に向いている。鷹の爪は乾燥させれば長く使えるし、辛いものが好きな人へのプレゼントにもなる。辛いものが好きな人には、自分で育てた唐辛子は特におすすめだ。

家庭菜園を続けるうちに、土の状態を見る目が少しずつついてきた。色や固さで、いい土かどうかが少しわかるようになった。まだ勉強中だが、始めた頃より確実に前に進んでいる。失敗を重ねた分だけ、知識が体に入っている気がする。

スーパーに行く回数が減ったことは、妻も実感している。「先週は野菜を一回も買わなかった」と言われた週もあった。家で育てた野菜で食卓がまかなえる週があるというのは、始めた頃には想像できなかったことだ。手間はかかるが、その分だけ食卓が豊かになる実感がある。

迷っているなら、まず一度やってみてほしい

家庭菜園を始めようか迷っている人に伝えたいのは、「まず一度やってみてほしい」ということだ。

土作り、肥料やり、水やり。続けることが大事で、手を抜くと野菜に出る。でも続けた先に、収穫の喜びがある。採れたての野菜を食べる喜びがある。誰かに渡して喜んでもらえる喜びがある。

失敗してもいい。失敗しながら少しずつわかってくる。僕もまだ勉強中だ。三重の桑名の裏庭で、今年も野菜を育てながら、毎日少しずつ学んでいる。失敗しながらでも続けられるのは、毎回の収穫の喜びがあるからだ。

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